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顕微鏡観察その2

顕微鏡観察その2

カエトスピラ

虫体はフロックなどに付着したフラスコ状の殻の中にいる。

 
< 処理の状況 >
溶存酸素が高く、アンモニア性窒素濃度が低いときに出現する。

キートノツス(イタチムシ)

外形はほぼ円筒状で左右相称、頭部は丸く胴部がもっとも太い。イタチに似ている。体の後部は通常2分して尾突起となる。

 
< 処理の状況 >
DOが十分あり、負荷が低いときに出現する。

キートノツス(その2)

外形はほぼ円筒状で左右相称、頭部は丸く胴部がもっとも太い。イタチに似ている。体の後部は通常2分して尾突起となる。

 
< 処理の状況 >
DOが十分あり、負荷が低いときに出現する。

キートノツス・ドレパノモナス

キートノツス、ドレパノモナスの各項を参照願います。

 
< 処理の状況 >
キートノタスは、DOが十分あり負荷が低いときに出現する。

 
ドレパノモナスはやや負荷の高い時期から回復期にかけて出現する。

コルピディウム

虫体は大きさ50~120μmで細長く、腎臓形をしている。

 
< 処理の状況 >
BOD負荷が高く、処理状態が不安定な時に出現しやすい。

シヌラ

植物性鞭毛虫。

 
< 処理の状況 >
低BOD負荷でSRTが長いときに出現する。

ステンロール

ラッパ状をしており、細胞の前端部に特徴のある囲口部があり、その周辺に小膜の列がらせん状に取り巻いている。

 
< 処理の状況 >
活性汚泥に出現することは稀であり、出現しても個体数は少ない。溶存酸素濃度が高く、BOD負荷の低い時に出現する。

スピロストムム

虫体は長いシリンダー状で滑るように移動する。長さ150~400μm、幅20~50μmである。

 
< 処理の状況 >
活性汚泥ではそれほど発生しないが、BOD負荷が低く、硝化が進行している時に出現する。処理水の透視度も良好である。

テロトロチ

増殖によりボルティケラの新しい固体ができた場合、この時の遊走子をテロトロチと言う。分裂によりテロトロチを形成して自由遊泳性になる。後方繊毛環が存在する。

 
< 処理の状況 >
処理が良好な時、及び環境条件が悪い時もテロトロチを形成する。