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顕微鏡観察その1

顕微鏡観察その1

アエオロゾマ

本属はアブラミミズ科に属し、皮下に紅色、黄色、緑色などを呈する油滴を含んでいる。


 
< 処理の状況 >
本属が出現する時はDOが十分あり、消化が進行して良好な水質が得られるが、槽内に堆積物がある事が予想される。

アエオロゾマ(その2)

本属はアブラミミズ科に属し、皮下に紅色、黄色、緑色などを呈する油滴を含んでいる。

 
< 処理の状況 >
本属が出現する時はDOが十分あり、消化が進行して良好な水質が得られるが、槽内に堆積物がある事が予想される。

アスプディスカ

食物源として細菌を捕食する。


 
< 処理の状況 >
環境の急変や薬品に対する耐性があまり無いため、個体数の減少は環境変化の指標となる。処理水が良好なときに出現する。

 

アスピディスカ(その2)

食物源として細菌を捕食する。

 
< 処理の状況 >
環境の急変や薬品に対する耐性があまり無いため、個体数の減少は環境変化の指標となる。処理水が良好なときに出現する。

アルケラ

細胞の直径は30~100μm、高さは直径の1/2で、殻を上面から見ると半球型を呈している。殻は、鉄分を含んだタンパク質からなる。

 

< 処理の状況 >

本属は雑食性で細菌類、藻類、鞭毛虫などを食物源としている。BOD負荷が低く、汚泥滞留時間の長い処理施設で硝化が進行し、pHが酸性側にある時に出現する。

アルケラ(その2)

細胞の直径は30~100μm、高さは直径の1/2で、殻を上面から見ると半球型を呈している。殻は、鉄分を含んだタンパク質からなる。

 

< 処理の状況 >

本属は雑食性で細菌類、藻類、鞭毛虫などを食物源としている。BOD負荷が低く、汚泥滞留時間の長い処理施設で硝化が進行し、pHが酸性側にある時に出現する。

エピスティリス

群体を形成する。虫体は収縮するが、柄には糸筋体がないため収縮しない。

 
< 処理の状況 >
活性汚泥が良好な時に出現し、大きな群体を形成する。

 

エピスティリスの群生

群体を形成する。虫体は収縮するが、柄には糸筋体がないため収縮しない。

 
< 処理の状況 >
活性汚泥が良好な時に出現し、大きな群体を形成する。

カイミジンコ

虫体の大きさは1.5mm以下で左右2片の貝甲で完全に包まれており、楕円形を呈す。

 
< 処理の状況 >
食物源として細菌類、原生動物などを摂食する。本属は活性汚泥で出現することはほとんどないが、低負荷の生物膜法では後段でまれに出現する。そのような場合、硝化は十分に進行しており、この時の処理水BODは、10mg/l以下の場合が多い。